雪山ギア(SOL エスケープヴィヴィ・ダウン・ベースレイヤー・PRO TREK Smart WSD-F20)

前の記事で書いたように、完全な雪上テン泊は始めてなので、幾つか買い足したものがあり。それのメモ。

大きなところで

●冬用のシュラフを買うか?色々追加して、今使っている3シーズンのモンベルダウンハガー800#3でいくか?

●モニターで借りているPRO TREK Smart WSD-F20が寒冷にどれくらい耐えられるか?YAMAPアプリどんな感じか?

まず、シュラフ周り。

パーツの買い足しが一番汎用性が高いと判断してシュラフカバー、ダウン、ベースレイヤーを購入。結果、夜中マイナス15度近くまで落ちて、風もそこそこあったけど、テントの隙間を雪で埋めて、全部着込んだら、全然余裕で寝れた。ただ、もちろんシュラフカバー内は結露するので、起きたら少しシュラフは濡れてた。でも、一泊なら問題なしと考える。あ、グランドシートはマルチウェザーブランケットを持ってった。テントからはみ出ちゃって見た目が悪いし、風でバタつくから普通は使わないんだけど、テントの裾の部分は風が吹き込まないように、全部雪で埋めちゃうので、寒さ対策優先で。

ということで、買ったもの。

まず、シュラフカバー。

これは、元々日帰り登山で寝袋を持つほどじゃあないんだけど、万が一のエマージェンシーブラケットとして合理的なもの欲しいなあ。というのが前からあって。シュラフカバーを兼ねられるSOL エスケープヴィヴィを迷わず購入。オリーブ色落ち着いてていい。

次に停滞中と、写真撮りにちょっと散歩みたいな時に着れるダウン。

これがまあ、どれも高い。軽量で防風性があって、雪にあたっても濡れないくらいの撥水性があればいいんだけどなあ・・・と思ってみてると、ユニクロのシームレスダウンが使い潰しても全く懐的なダメージのない値ごろ感で良い。ので、店頭で生地感とサイズ感見て、購入。念のため、防水スプレーみっちりかけると、テント設営時や樹林帯で雪そこそこ被る状況でも全く濡れること無く、雪をはじいた。暖かさも仕舞寸法も十分。これでいい。

あとベースレイヤー。

これもずっと課題だった。稜線で停滞する時とか寒い。けど、着込んでちょっと動くとすぐ汗だくみたいなのがあって、ずっと着ててもそこそこの通気性とそこそこの保温性があるやつを物色してて定番のパタゴニアのR1かなーと思ってたんだけど、ティートンブロス Power Wool Grid Hoodyがすげー調子良さそう。ダウンより高いっていう。でも、こっちはオールシーズンで着れるし、まさしく求めていたものだし、TETONはそもそもデザインも色味も好きだしで迷わず購入。

どれも、いい感じに機能して、夜もぐっすりで良かった。あ、マットはサーマレストのZライト山と道のUL Padの二重にしてた。あれ以上気温下がるところに行く気がしないし、雪上2泊無いと思うので、もうこれでいいかなと。マットは2つはかさばるし要らない気がした。

あとは、実験としてはモニターで借りているPRO TREK Smart WSD-F20のYAMAPアプリを実戦投入。

快適でした。スマホを取り出さずに、現在地とルートを確認できるのは非常に嬉しい。調子よく歩いてる時にスマホ見るのがおっくうになって、ついつい自分の状況確認せずに進むってありがちなんですが、それがなくなる。電池持ちも1泊なら問題なし。ただし、YAMAPは現在地の確認だけで使っていて、トラッキングは使ってない。ので、実際はもうちょっと電池食うはず。

朝から普通に使って、夜時点で33%

あと、耐低温もマイナス10度までとなってましたが、マイナス15度でもいきなり電源落ちることもなく動いていた。

でもやっぱり、電源コネクターが外れやすい問題。

夜充電はマストなんですが、電源コネクターが外れやすいのが本当に駄目。特に、雪山の場合、モバイルバッテリーを外に放置できず、体の近いところにモバイルバッテリーを持った状態でコネクター繋いで、ってしなきゃいけないので、体は動かすから、ちょっとしたことで確実に外れる・・・
充電するためにジッとしているというなんだか分かんない状態になった。がっちりはめて抜けないようにする方法を考えないと・・・

あ、あと、スノーペグも買った。MSRのブリザードステークは流石に高すぎる。自作しようかなーと思ったけど、その時間が無いし、スコップ代わりに大きめのペグは欲しいので探す。これが価格的にも強度的にもいけそうなので、2セット購入。これも普通にいい感じでした。

しかし、雪山だとダブルウォールのテントはあんまり意味ないなあ。来年は長期縦走しようと思ってるし、いよいよフロアレスかなあ。雪山でもけっこうな軽量化になる。うーん。

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